柱と天井スラブ躯体の取り合い部に漏水跡を確認。上階は屋上となっている。ルーフドレイン廻りの防水剥離、バルコニー手摺廻りの腐食を、目視・触診にて確認。

柱廻り天井に漏水跡を確認。

柱廻りと天井スラブ躯体の取り合い部に漏水跡を確認。

上階は屋上となっている。ルーフドレイン廻りの防水剥離、バルコニー手摺廻りの腐食を確認。

ルーフドレイン廻り防水剥離状況。
漏水部に送入用先金具を固定、炭酸ガスを送入。上階の屋上にて、高感度炭酸ガス感知機を使用して漏水診断。

天井ボード一部解体。(診断・補修終了後に、元にもどします。)

漏水部に送入用先金具を固定。

炭酸ガス送入装置を使用して炭酸ガスを送入。

上階の屋上にて、高感度炭酸ガス感知機を使用して、CO2検知法により漏水診断。
フェンスCB基礎目地部穴から浸入した雨水が防水層及び躯体を浸透し、柱と天井スラブ躯体の取り合い部から漏水したものと考えられる。

フェンスCB基礎目地部穴で検知。

フェンスCB基礎目地部穴で検知。(検知箇所拡大)

ルーフドレイン廻りは検知なし。

スラブ貫通部も検知なし。
漏水部に注入用先金具を固定、足踏み式注入器を使用して、エマルジョン系防水接着材「トマールE」を高圧注入。また、原因箇所(フェンスCB基礎目地部穴)をシーリング処理。

漏水部に注入用先金具を固定。

足踏み式注入器を使用して、エマルジョン系防水接着材「トマールE」を高圧注入。

天井スラブと梁躯体の取り合い部から注入材の噴出を確認。

注入孔補修。

天井仮復旧完了。

検知箇所シール処理。
診断開始から補修完了までの所要時間:7時間
サッシュ廻りからの漏水。壁は内外共コンクリート打ち放し仕上げとなっている。木製額縁を撤去して内部を目視・触診により調査。

額縁撤去、漏水部確認その1。

額縁撤去、漏水部確認その3。
躯体と詰モルタルの取合部(漏水部)から炭酸ガスを送入し、外部サッシュ廻り・外壁を高感度炭酸ガス感知機を使用して診断。

躯体と詰モルタルの取合部に炭酸ガス送入先金具を固定、炭酸ガス送入装置により炭酸ガス送入その1。

躯体と詰モルタルの取合部に炭酸ガス送入先金具を固定、炭酸ガス送入装置により炭酸ガス送入その2。

躯体と詰モルタルの取合部に炭酸ガス送入先金具を固定、炭酸ガス送入装置により炭酸ガス送入その3。

外部にて高感度炭酸ガス感知機を使用し、CO2検知法により漏水診断。
外壁躯体亀裂部及び、サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部から侵入した水が、詰モルタルと躯体の取合部を浸透して、漏水したものと考えられる。

外部にて高感度炭酸ガス感知機を使用し、CO2検知法により漏水診断。

サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部で検知その1。

サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部で検知その2。

サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部で検知その3。

サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部で検知その4。

サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部で検知その5。

サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部で検知その6。
躯体と詰モルタルの取合部(漏水部)から、足踏み式高圧注入機を使用して注入。外部への注入材の噴出を確認して、注入完了。額縁を取付して仮復旧を終え、後日シール打ちをして本復旧完了。

躯体と詰モルタルの取合部に高圧注入先金具を固定、足踏み式高圧注入機によりエマルジョン系防水接着剤「トマールE」を注入。

サッシュ水切り下端から注入剤が噴出。

サッシュ廻りシーリングと躯体の取合部から注入剤が噴出。

額縁を取付け、仮復旧完了。

コーキング打本復旧完了。
診断開始から補修完了までの所要時間:9時間
リビング床躯体とサッシュ詰モルタルの取り合い部からの漏水。外部のバルコニー床はノンスリップシート貼りとなっており、排水溝はウレタン防水となっている。目視・触診等で確認。

目視・触診にて確認した漏水部その1。

目視・触診にて確認した漏水部その2。

目視・触診にて確認した漏水部その3。
床躯体とサッシュ詰モルタルの取り合い部(漏水部)から、送入装置にて炭酸ガスを送入。外部のバルコニー床廻りを中心に、高感度炭酸ガス感知機を使用して診断。

床躯体と詰モルタルの取り合い部を溝状に斫り、内部の漏水を確認。

床躯体と詰モルタルの取り合い部に、導管を成形。

送入装置を使用して、導管内部へ炭酸ガスを送入。

バルコニーにて高感度ガス感知機を使用して、CO2検知法により漏水診断。
外部バルコニーより当該箇所に浸入した雨水が、床躯体とサッシュ詰モルタルの取り合い部から浸透し、リビングの床へ漏水したものと考えられる。

①床ノンスリップシートとサッシュの取り合い部で検知。

②防水端末シール部・③立上り壁と床ノンスリップシートの取り合いシール部で検知。

④床ノンスリップシート溶接部で検知。
床躯体とサッシュ詰モルタルの取り合い部(漏水部)に、エマルジョン系防水接着材「トマールE」を、足踏み式注入器を使用して導管注入施工。また、浸入部にはシーリングによる補修が適切と判断。

導管内部へ足踏み式注入器を使用して、エマルジョン系防水接着材「トマールE」を注入。

注入材の繋がりを確認。

仮復旧完了。
診断開始から補修完了までの所要時間:7時間