現在一般的に行われている漏水診断は、現況視認の後、原因箇所が存在すると思われる場所一面に水を張る(あるいは撒く)、見当を付けた箇所を叩いてみるなど、かなり原始的な方法で行われています。これらの方法では原因箇所を確実に特定することは難しく、小さな亀裂では見逃してしまいます。おおまかに原因箇所と思われる場所を絞り込むだけでも時間が掛かる上、結局は周辺まで含めた大規模な補修工事になってしまう場合が多いのです。
原因箇所が存在すると思われる場所一帯に水を撒いたり、一面に水(色水の場合も)を張って、漏水箇所から水が漏れて来るのを待ちます。検査できる場所は屋上かベランダに限られますし、水が出てくるまで数時間から時には数日掛かり、原因箇所そのものは特定できず、全体を工事することになります。
経験とカンに基づいて原因箇所を探し出し、これはと思う部分を視認後、触診あるいはハンマーで叩くなどの方法で特定。亀裂の深度・範囲なども経験とカンで見当をつけます。侵水経路が複雑だったり広範囲にわたる場合や、①と同様に微細な亀裂は発見出来ません。結局全体を工事する可能性大です。
最初に現況を視認するのは、私たち雨漏り補修隊も同じです。では、雨漏り補修隊は何が違うのか?なぜ『100%の特定・防水』をお約束できるのか?ご説明しましょう。
CO2検知法なら原因箇所が複数の場合や、侵水経路がコンクリート内部で複雑化している場合でも、迅速・正確に侵水経路も原因箇所も追跡・発見します。また、原因箇所が小さく、一見すると無傷に見えるような場合でも、CO2が素早く隅々にまで広がり、肉眼では検出できない亀裂まで確実に発見します。